2017年11月5日日曜日

Green Cities Ver1.9 MOD対応状況



いよいよ新DLCが配信開始しました。(Steamの購入ページ

検証はほぼ終了しました。現在未対応のMODは製作者の対応待ちです。

大型DLCによるVerUPを初めて迎える人のために補足しておくと、Steamでの購入の場合、DLCを購入しなくてもVerUPは強制的に行われ、多くのMODが製作者が対応するまで使用できなくなります。(オンラインでないとMODは有効にならないため、オフラインモードで強制VerUPを避けても意味がありません)

サブスクライブしていればMODのVerUPは自動的に行われるため、1.9対応版にMODがアップデートされても特に何もする必要はありません。


未対応MOD



MOD導入しても実績が解除できるMOD(Mod Achievement Enabler)
MODをオンにしていると実績部分が暗転して機能せず。

MOD導入しても実績が解除できるMOD(Steamy)
ブログ記事は1.9でも同じことが可能な別のMODに変更しました。


暗すぎる夜を照らして作業しやすくする(Enhanced Mouse Light) 
エラーは出ないが、設定が反映されず使えない



サイレンを日本仕様にしたり、自分の好きなように変更する(CSLSirenChanger)
エラーが出て使えず

Japanese Sound MOD導入でサイレンを日本仕様にするように記事を追記しました。



一部不具合があるMOD

アセットエディタで道路を編集する時、Basic以外を編集できなくなるバグがあります。

RICO用の設定のあるアセットが即座に使えるようになりません。製作者がアップデートを放棄したため引き継ぎ待ちです。

アップデートで1.9に対応しました。ただし、Green Citiesで追加される特化地区にはまだ対応していません。
高密度住宅が低密度住宅になってしまうバグ(仕様ミス?)があります。アセットエディタで道路設置などの下部アイコンが消滅するバグがあります。



対応済みor動作確認MOD
ただし、じっくり検証はしてないのでエラーが起きる可能性はあります。


1車線しか使わなれない交通を改善する(Traffic Manager President Edition その1)
アップデートで1.9に対応しました。


アップデートで1.9やGreen Citiesの新アセットに対応しました。
Slow Trash Production(ゴミを半減)Dropouts(中退者発生)も機能するのを確認

単線路線が可能になる(SingleTrainTrackAI、One-Way Train Tracks)
アップデートで1.9に対応しました。


一部不具合があったようですが、アップデートで1.9に対応しました。

アセット大量導入時のロード時間を短くする(Loading Screen Mod)

アップデートで1.9に対応しました。

アップデートで1.9に対応しました。


右ドラッグで移動、FPS視点、乗り物視点、上空視点を可能にする(Enhanced Zoom Continued)

電力などの需給状況を一覧できるようにする(City Vitals Watch) 

Move it! の設定や詳細な使い方(Move it! その3) 

真ん中の住人の訴え(青い鳥)を簡易表示(テロップ状)にする(ChirpBanner)

廃墟を自動的に破壊する(Automatic Bulldoze v2) 



1.9で追加された道路アセットカテゴリは無いが、普通に使う分には問題なし

製作者コメントで動作に問題ないとのコメントあり
No Deathcare(死者消滅)も動作報告のコメントあり








  


2017年10月25日水曜日

効果音の音量を個別に設定、変更する。日本仕様にもする。(Ambient Sounds Tuner 2.0 他)



10/25にアップデートや日本の効果音について追記

街が大きくなってくるとサイレン音がうるさく感じてくる人もいるのではないでしょうか?そこで効果音を個別に設定するMODを導入します。このMODはサウンドパックMODを導入することにより、効果音を変更することも出来ます。


Ambient Sounds Tuner 2.0
サウンドパックの導入もする人は、必ずこのMODより先にそちらをサブスクライブしましょう。(理由は後述)
MODアップデートでサブスクライブ順を気にする必要はなくなったようです。


更に今回は以下のサウンドパックも導入します。

The Metropolitan Sound Pack
リアルな効果音が色々あります。

Japanese Sound MOD
日本の緊急車両のサイレンなどが入っています。

他にもワークショップに様々なサウンドパックがあります。

サブスクライブしても自動でオンにはならないので、コンテンツマネージャーでオンにします。



オプションで設定します。サウンドパックを導入すると、その項目も出てきます。 各項目を選択すると下記の個別設定が全てそのサウンドパックの設定となります。



このように個別に効果音の音量を設定できるようになります。またサウンドパックを導入しているとどのサウンドパックの環境音にするかの設定も個別にできるようになります。変更するとSound pack presetが自動的にCustomになります。

項目は、昼間(一部は夜間も)、夜間、動物、工場と上下水道設備、公共サービス、公共交通、レジャー、その他、色々、エンジン(電車の移動音)、(緊急車両の)サイレン、ブルドーザー、(建物などの)設置音、操作時の効果音(マウスクリック音など)


  

2017年10月23日月曜日

樹木やプロップを直線や曲線状にまとめて配置する(Prop Line Tool、他1MOD)



10/23 MODアップデートによる新機能について追記しました
解説SSの一部は旧UIのままです。

Extra Landscaping Toolsで樹木はある程度まとめ植できますが、大雑把にしかできませんし、プロップは1つずつしか置けません。そこでこのMODを導入します。


Prop Line Tool [PLT] (vAlpha)



主な使い方はリンク先にもあるこの動画を見るのが早いです(英語はほとんどありません)。ここではこの動画ではわかりにくい部分について解説します。

Ctrlキーを押しながらの設置で、配置しながら調整ができることを忘れないようにしましょう。



導入すると樹木やプロップでも道路と同じような直線描画アイコンなどが出てきます。Extra Landscaping ToolsProp & Tree AnarchyのUIも見えますが、これらが有効なのはSingleの時のみです。(Prop Snapping、Tree Snappingもシングルの時のみ有効)



アップデートで円描画も追加されました

  

2017年10月21日土曜日

MOD導入しても実績が解除できるMOD(Steamy)



10/20追記
ゲームのアップデートでこれまで使っていたMODが使えなくなったので、別の実績解除MODに変更しました。


MOD導入前提でのプレイなので実績が解除されるようにします。

Steamy - More Steam controls


ただし、このままでは動作しません。



サブスクライブしてもこのMODは自動的に有効にならないのでコンテンツマネージャーで有効にします。



更にデフォルトでは実績解除のオプションがオフになっているので、Enable achievementsをオンにします。(都市のロード前にオンにしておかないと有効になりません)



これでMOD導入していても実績を解除できるようになりました。都市開発途中でこのMODを導入しても実績の解除は可能です。



オプションの最初にあるPopup positionはSteamのお知らせをウィンドウのどの位置にするかの設定です。このSSは右上に設定しています。実績解除のお知らせもこの設定となります。


  

2017年10月20日金曜日

Ver1.9の無料アップデートで追加された機能



Green CitiesのDLCを購入しなくても、Ver1.9の無料アップデートにより以下の機能が追加されます。公式のパッチノート(英語)



地区設定や建設時、今までは強制的に各カテゴリの情報パネルを開いた状態でしか建設出来ませんでした。例えば上記のように学校を建設する時は教育パネルが開いた状態でしか建設できませんでした。



それが、別の情報をパネルを開いた状態で建設できるようになりました。SSは地価を選択して建設しています。


情報パネルを閉じて建設することもできます。


  

2017年10月18日水曜日

IPTを併用しない場合のTLM設定(Transport Lines Manager その2)



10/18に新Ver用に追記

IPTを使わず、TLMで路線の便数などを設定する場合の解説です。
MODはこちら

Transport Lines Manager Reborn 7.0.2




IPT compatibility mode(IPT互換性モード)は当然オフにします。
自動認識するようになったため、設定する必要はなくなりました。オプションからも消滅しています。
Override設定は公共交通の情報パネルから直接路線図をクリックした時にバニラの路線詳細を表示するかどうかです。オフでバニラの路線詳細、オンでTLMの路線詳細画面が出ます。


バニラの路線詳細



TLMの路線詳細


この画面で予算の設定ができます。この画面は24時間同じ予算になりますが、時計ボタンをクリックすると



このように時間別に予算を変更することができるようになります。マウスのドラッグで予算は調整可能です。左上のPrefix割り振りも忘れずに(この路線は1で、以後1に割り振った路線は同じ予算になります)



上の路線のPrefix1の他の設定をします。歯車ボタンをクリックで設定画面になります。チケット料金はここで設定します。



この画面で車両アセットを選択します。右側が選択されたアセットになります。Reloadはよくわかりません。



予算はこの画面で設定することも可能です。





右上の工場アイコン?から各交通機関の車庫設定を行う。
  

公共交通の運行情報表示をわかりやすくし、路線概要を整理する(Transport Lines Manager その1)



10/20に新Ver用に追記
(SSの一部は旧Verのままです)

バニラでも路線情報はある程度わかりますが、こちらの方がより見やすく、わかりやすいのでIPT2と併用します。

Transport Lines Manager Reborn 7.0.2

IPTと併用する場合はオプション画面でIPT compatibility mode(IPT互換性モード)にしましょう。他にも色々項目がありますが、多いので詳細は後述します。
アップデートによりIPT互換モードは自動認識となり設定する必要はなくなりました。


導入して公共交通の情報パネルの詳細を見るとこのような画面になります。



更に虫眼鏡アイコンで路線の詳細を表示するとこのような画面になります。


ここで番号を割り振ることにより、同一番号に振った路線とまとめて一覧に呼び出したり各種設定をしたりすることができます。デフォルトはUnprefixed(未定義)。
また路線概要一覧に表示される番号を変更することも出来ます。 (上のSSでは緑背景の1の部分)
IPT2を併用している場合はIPT2ボタンがあり、クリックすることでIPT2の設定パネルを呼び出すことができます。それ以外のボタンは左から順に、路線の削除、路線カラーをオプションで設定した色にする(詳細は後述)、路線名をオプションで設定した自動命名に変更する(詳細は後述)となります。

路線の便数を設定する項目もありますがIPT互換性モードでは無効となりIPTで設定します。
MODアップデートによりこの項目は無くなりました。


左下にこのように路線図が表示されます。乗り換え停留所(駅)も表示され、クリックするとそちらの路線の詳細が表示されます。



MODアップデートの新機能として左下の△dをクリックすると駅間の距離が表示されるようになります。



左下のShow extra infoをクリックするとこのような画面になり、各停留所で乗車待ちのをしている人数と各車両の現在位置、乗車人数が表示されます。また、アップデートで乗車待ち時間も追加され、赤色に近づくほど乗車待ち時間が長くなります。



停留所名は近隣の建物などから自動的に選択されますが、停留所名は好きなように変更することも出来ます。(鉄道駅などは駅が優先されるせいか、近隣の建物名になりません。IPTの停留所名とは別々に設定されます)



新機能として車両を停留所にドラッグ&ドロップすることにより、その駅に直接向かわせることができるようになります。



ただし、駅でしか折り返しできない鉄道等の場合、向かわせる場所次第でその場で停止してしまい詰まってしまいますので要注意。



他にに路線設定時に路線図のプレビューが表示されるようになりました。



右上の歯車ををクリックするとこのような画面になります。何も表示されないこともありますが、別タブを行き来すると表示されます。この画面を開くと路線概要ウィンドウが大きくなったままになってしまうバグがあります。(ゲームを再起動すれば直ります)

この画面でPrefix(割り振った番号)に名称をつけることができます。Prefix Name以外の項目はIPT併用時は無効のため無視して良いです。この設定はセーブしなくても、同一マップのセーブデータ全てに適用されます。
Prefix Nameを設定すると以下の画面のようになります。



オプションの詳細です。

  

2017年8月19日土曜日

Concerts(Ver1.8)のMOD対応状況



Cities Skylinesに新DLCが来ました。MassTransitのような大型DLCではなくサッカースタジアムのようなミニDLCです。Steamの新DLCのストアはこちら

同時にアップデートも行われ、Ver1.8となりコンテンツマネージャーの動作がかなり軽くなりました。アップデートの詳細はこちら(英語)

ただ、いくつか使えなくなったMODがあるようです。
このブログで解説しているMODは概ね問題無くなったようです。


環境によりエラーが出るかもしれないMOD

マップのタイル全てを開発可能にする(81 Tiles) 
MODのアップデートはされてないのですが、管理人は何故かエラーもなく機能するようになりました。他のMODが1.8対応済みになったことによるもの?
ただし、まだエラーが出る報告もあります。


区画の建物を細かく設定する(Building Themes)
都市ロードして開始時にエラーが表示され、マネージャーを開けない
同じくMODアップデートされてないのですが、管理人はエラーが出なくなり、機能するようになりました。上と同じく他のMODが1.8対応済みになったことによるもの?



アップデートされてVer1.8対応済MOD

1車線しか使わていない交通を改善する(Traffic Manager President Edition その1)

MODやアセット一覧を整理する(Improved Content Manager)

地形や樹木を弄りやすくし、好きなように資源を配置する(Extra Landscaping Tools その1)

アセットエディタの表面ツールをゲーム中にも使えるようにする(Surface Painter)


他にこのブログで解説しているMODは一通り機能しているようです。(細かい抜けがある可能性はありますが)


  

2017年8月18日金曜日

マテリアル設定 イルミネーション「_i」(UV展開とベイク その3)




イルミネーションは夜間の照明表現となります。Blenderのマテリアルからシェーディングにある放射の数値を0.00~1.00の間で設定します。2.00まで設定できますが、1.00より大きな値はCities Skylinesには反映されないので使いません。



試しにサイコロの赤い1の目をディフューズの赤い照明にしてみましょう。



赤い目のマテリアルの放射を0.47に設定します。(数値についての詳細は後述)

  

2017年8月15日火曜日

アセットエディタのGround Offsetなどの設定



マテリアル設定 スペキュラー「_s」( UV展開とベイク その2)
で、ミラー色HSVのVの値が0.93と0.92の間に境目があるとやりました。



実はその付近のミラー色設定をそのままアセットエディタにインポートすると大抵はこうなります。(ベースにしたアセットは木のある公園)
0.93以上だとはっきりとした筋があり、よく見ると0.92にも薄っすらと筋が見えます。
これはビルの1階1階のフロアを表しており、アセットエディタの設定で変更したり、消すことができます。



アセットエディタプロパティのMaterialから設定します。単純に筋を消したい場合はFloor Countを0にすれば消えます。

  

マテリアル設定 スペキュラー「_s」(UV展開とベイク その2)




スペキュラーとありますが、ここでのスペキュラー設定はCities Skylines用のスペキュラー設定であって、Blenderのスペキュラー設定ではありません。Blenderのスペキュラー設定は金属のテカりなどを表現しますが、CSでは全く別の表現となるため、Blenderのスペキュラー設定は基本使いません



Blenderで設定するのはミラーの設定となります。デフォルトはオフなのでオンにして設定します。



反射率で設定してもいいのですが、テクスチャを使う場合はそれのスペキュラー設定を反映できなくなるので、ミラー色で設定します。上のようにVの項目を0.00〜1.00の間で設定し、数値が大きいほど(白いほど)反射率が大きくなります。マテリアル設定は使いまわすので、テクスチャを使わない時でもミラー色で設定した方が良いです。



試しに以前作ったサイコロの白い部分にミラーを設定してみましょう。ミラー色のHSVのVを0.80にします。(反射率の設定は反映されないので設定する必要はありません)

  


2017年8月14日月曜日

Cities Skylinesに反映されるマテリアル設定とAOについて





Blnenderのマテリアル設定には色々ありますが、Cities Skylinesに反映される設定は一部であり、反映のされかたもBlenderでの表示(レンダリング)と異なっています。Cities Skylines用で使う設定はこの中の赤部分だけです。



またマテリアルやテクスチャ設定について調べるとリアリティのあるCyclesレンダーについての解説もよく見かけますが、CyclesレンダーはCS用としては基本使えません。レンダリング結果をCSに反映出来ないからです。CS用にはデフォルトのBlenderレンダーを使います。


詳しい解説の前にBlenderでの表示(レンダリング)について解説します。デフォルトの3Dビューで映るオブジェクトはマテリアル設定のディフューズ色ぐらいしか反映されてない状態でそれ以外の設定を変更しても見た目は変わりません。テクスチャ設定も反映されないのでゲームでの表示とは異なるとはいえ、このままではインポートするまで確認もできなくて不便です。

  

2017年8月11日金曜日

ゲーム中のサイコロに色をつける(UV展開とベイク その1)



インポートモデルの大きさと位置調整のやりかた。
からの続きです。


次は色なしだったサイコロに色をつけます。そのためにはUV展開とベイクという作業が必要になります。UV展開は3Dモデルを2Dの画像に展開図とする作業で、ベイクは展開図を基に色などのテクスチャ情報を画像に写す作業です。
ゲームにインポートされる時は、3Dモデルに保存されている展開図を元に、2Dの画像ファイルも読み込んで色等が付く仕組みになります。



UV展開とベイクは3Dモデルの色やテクスチャなどの情報を画像に展開する作業になります。ウィンドウを増やし、左下からUV展開を選択ておきます。



UV展開は編集モードでないとできません。必ず全選択した状態でUV展開してください(選択した部分だけUV展開されるため)。左下のメッシュ→UV展開を選択します。UV展開に色々ありますが、建物の場合はスマートUV展開を使います。




設定がありますが、そのままでもかまいません。自分は展開図の整理がしやすいように島の余白は0.01と設定することが多いです(今回は整理しません)




展開するとこのような展開図になります。(自動なためにこのSSと全く同じように展開されるとは限りません)次にここに新規画像を追加します。必ず3Dモデルを全選択した状態で追加してください。(選択した部分しかベイクされなくなるため、詳しくは別項目で解説します)


  

インポートモデルの大きさと位置調整のやりかた



サイコロを作り、ゲームに読み込む
からの続きです

ここから解説サイトから離れてこちらで解説していくのがメインになりますが、後でも良いので、解説サイトもメッシュの変形・加工の項目までは目を通しておいて下さい。(それより下はCSでは使わない項目になるので必要ありません)



Blenderで前回作ったサイコロを開いて下さい。まずはマス目の単位を設定しておきます。



長さをメートルに設定します。他は弄る必要はありません。



長さの基本単位がメートルになりました。(3Dビュー右側のプロパティシェルフが隠れている場合はNキーで出現させてください)この時点で1マスは1mとなっています。